事前に送られてきたキットも、花材のセレクトはもちろん、パッキング資材、説明書のデザイン、文字フォントの選択、サイズ、添えられたイラストに至るまで、いちいち素敵センスが溢れてる〜
多分、そうした細部にまでこだわってディレクションされたんだろうなー。
その講師は、フラワークリエイター、篠崎恵美さん。
想像した通りに物静かな印象で、でも想像したバリキャリではなくて、ほっこり系?(勝手にすみません)
ところがその経歴たるや!
講座の最初に、MCの方から篠崎さんの紹介がされたのですが、まーすごい!
雑誌や化粧品の広告、星野源や米津玄師のCDジャケットなど、第一線で活躍されてて、まさに今をときめく方でした。
※参考までに、こちらのインタビュー記事もどうぞ
「紙の花」さえも美しく、新しい。フラワークリエーター篠崎恵美が創る世界
さて一通り紹介が終わると、早速フラワーブーケづくりです。
きちんとパッケージされたドライフラワーは、篠崎さんがご自身のアトリエで一つずつ生花から作られたもので、あまり目にすることのない珍しいものを含めた5種類。
(そのうち私が知ってたのはラベンダーだけでした^^;)
それぞれ生産地や花言葉、特徴などが明記されていて、篠崎さんからも一つずつのエピソードを絡めながらお話を伺えました。
世界中にどんな花があり、どれがドライフラワーに適しているのかなど、お花の勉強はすベて独学でされたというのにも驚きました。
散歩の道や旅先で気になる花を見つけたら、自分で図鑑で調べて、一つずつ覚えていったのだそう。
私も道端で見かけた気になる花の名前を調べたりし始めたところなので(遅い!笑)篠崎さんを見習って、スローペースでも自分なりに楽しみながら、この習慣を続けていきたいなと思いました。
そして今まで何気なく自己流で作ってたスワッグも、ちょっとしたコツでバランスよくまとまったり、麻紐やラフィアの巻き方も、へーそうすると確かに素敵に見える、というポイントがあることもわかり。
やっぱり、ちゃんと習うと細部のクオリティに差がつくと痛感しました。
さあ最後はベルガモットの精油で香り付けして完成です。
この講座の参加者は90名ほどいたのですが、みんなで完成品を見せ合いっこしよう、ということになり、ビデオをオンに。
同じ花材と資材でも、作る人が違うと少しずつ表情が違い、出来上がりを手にしたみんなの表情は、お花と香りで気分が華やいでなんとも嬉しそう(すっぴんの私もお花のおかげで顔が明るく見えた気が笑)
サイエンス学科の実験結果も良かったけど、やっぱり私はこっちがテンション上がるなー^^
こちらが私の出来上がり作品。
きっと自分では選ぶことのない色合い。
主役のシルバーデイジー(花言葉:平和、希望)の白がくっきり引き立って、何かを語りかけてくるよう。
なんとなく可愛いから。
なんとなく好きな色合いだから。
そんなイージーな感覚で今までモノづくりをしてたけれど、せっかく「つくる」のだから、そして「届ける」のだから
一つずつの花にも、一つの香りにも、ちゃんと思いを込めて、メッセージを託したい。
講師の先生からも、作品からも、いい刺激を受けて、私も久しぶりにまた新しい作品が作りたくなりました!
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