7月25日に行われたオンラインでのアロマ講座。
買い換えたばかりのMacにZOOMを入れて準備万端、無事に受講できました!
今日はその様子をご報告したいと思います。
この講座は、以前ご紹介したAEAJ(日本アロマ環境協会)が主催するアロマ大学のイベントで、私は今回、アロマの化学について最新の知見が学べる「アロマサイエンス学科」と、香りのスワッグづくりが体験できる「クリエイション学科」の2つを受けました。
まずはアロマサイエンス学科。
テーマは「実験で学ぶアロマの抗菌作用」ということで、コロナの影響で私を含め多くの人が関心を寄せておられたようで、ZOOM画面に表示された参加人数は、なんと112人!
仕事でもプライベートでも、そんな大人数のZOOMミーティング、はじめて!!
アロマ大学側もオンライン講座は初めてとのことで、進行の方も、医学博士の先生も、ちょっと緊張しておられる様子。
私は音声もビデオもオフなので、めっちゃ気楽w
すっぴんのまま、お茶飲みながらお話を聞いていました。
というか、事前に実験の材料が送られてきてたので、てっきりみんなで一緒に実験するんだと思ってたんです。
なので、材料を並べて用意してたのに、どうやら道具を熱湯消毒したり、火にかけたりしなくてはならず、とても一緒には無理。。ということで、手順や注意事項を聞いて、あとで自分でゆっくりやってみてくださいねーってことでした。
なあんだー。じゃあ途中でついていけなくなる心配もないな、とますますリラックス笑
まずは細菌と真菌、ウイルスの違い、そしてウイルス除去のメカニズムを分かりやすい図で教わりました。
分かりやすい図にしたところで、エンベロープだの、カプシドだの、まるっきり文系の頭にはぜんぜん入ってこない^^;
かろうじて頭に入ったのは、ウイルスは油に溶ける膜に覆われてるので、油性の精油や石鹸に溶かされるということでした(ただし種類によるそう)
そして、何を実験するかといえば、寒天で菌の培地を作り、そこに真菌の一種であるパン酵母を植えます。
さらにそこに抗菌作用があると言われる精油をつけた濾紙を置き、パン酵母の生育にどのような影響があるか、精油の制菌パワーを実際にこの目で見てみよう、ということなのですね。
果たして、結果は??
資料の転載は禁止されてるので、実際のシャーレの写真をお見せできないのが残念ですが、
パン酵母の上にほんの数滴乗っかっただけのティートリー精油は、しっかりと菌の阻止円(寄せ付けない部分)を作り、48時間後まで抗菌力は持続。
同じ条件で行った消毒用エタノール の約2倍もの抗菌力を発揮していました。
この結果には、正直びっくり!
普段「この精油には抗菌作用があるので・・・」とよく話してはいましたが、実際に目に見えるわけでなく、そうと信じてる!というのが実際のところだったのです。
でも、こうしてちゃんと目にすると、やっぱりすごいやん、精油!と思いました。
AEAJのアロマサイエンス研究所では、他にもこういった研究がたくさん行われており、黄色ブドウ球菌やカビなどの菌と各種精油の抗菌作用についてなど、興味深い実験結果資料が添付されていました。
例えばシナモンは黒カビや青カビによく効くなど、菌の種類によって効果的な精油も異なり、そうした知識を知っていると生活の中でもっと精油を役立てられますよね。
ちなみに、タイムは白カビ、黒カビ、青カビ、黄色ブドウ球菌の5種の菌すべてに素晴らしい制菌作用を発揮。
シナモンとタイムはアロマスプレーにして、お風呂やキッチンの水回りなどカビの気になるところでシュッと吹きかけておくと良さそうですね!
ところで私、送られてきた実験用材料というのが、下の写真のような美味しそうwなものだったのですっかり侮ってましたが、実験って大変なんですねー。
道具の殺菌から材料の計量、時間、手順、観察、記録、すべてをきちんとやらないとちゃんとした結果が出ないし、データも残せない。
「皆さん、あとできちんとやってみてくださいね」
先生は何度も繰り返しておっしゃってたけど
第六感だけでアバウトに生きてきた私には、絶対無理だーーー
せっかくの材料はもったいないので、お料理に使います笑
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