旅日記はまだ半分残ってるのに、日常に追い立てられて書く暇がなく、記憶がどんどん薄れてくー💦
と、言い訳は置いといて、手書きの旅ノートを見返しながら今日も思い出を綴ります。
さて、旅の後半はフィンランドのヘルシンキへ。
スウェーデンからの移動はフェリーで一泊か、日中に飛行機か迷ったんですが、寝られないかも問題があるので、フェリーではとても寝れる気がせず飛行機にしました。
ストックホルムのホテルの窓から見えた美しい景色も今日でお別れ。
街角に立つゾンビみたいな兵隊さんにも、さようなら。
スウェーデンの最後にバスにも乗ってみたかったので、中央駅からアーランダ空港行きのバスに乗りました。
チケットの買い方もわかりやすく(スタッフさんがいて、すぐ教えてくれた)、しかも安い。
行きのあの20分で5000円の高速鉄道に比べ、50分ぐらいかかるけど費用は半分の2500円ほど。
そしてさすがスウェーデン、バスもvolvo!
街中を走っていくので、広くきれいな車窓から街並みが見えて、ストックホルムの街とゆっくりお別れできてとてもよかったです。
用心深く早めに空港に向かったので、飛行機の出発時間までは余裕。でもボーディングボードを見たら時間変更か予定より遅い時間になってる。。
えー、、ここでそんなに時間をつぶせるかなあ。
荷物を預けて途方にくれつつチケットをよくみると、ん??PRIORITYと印字されてるではないですか。
これはひょっとしてアップグレードというやつ?
小さい飛行機のはずだけど、ビジネスシートあるのかな。
というかこのチケットあれば、空港ラウンジが利用できるよね?
飲んだり食べたりがタダという、あの憧れの!
ど、どこにあるんだ、そのラウンジというやつは?!
どきどきわくわくしながら、あたりの表示を見回すと、ありました!それらしきちょっと格調高い案内板が。
そこに当たり前のようにゆったりと吸い込まれていく紳士のあとについて、私もチケット握り締め、いざラウンジへ。
入り口カウンターの人にチケットを見せ、念のため「私も入れますよね?」と聞いてみる。
もちろんですとも!とニッコリ。
何が嬉しいって、これでご飯代が浮くー(結局それかい笑)
自信満々でチケット見せて、若いのに慣れた感じで振る舞ってる女の子の真似して、料理と席を確保。
あー。。タダと思うからか、全部美味しいー!
お腹も満たされてラウンジでのんびりコーヒー飲んでたら、あっという間に時間がたってました。
出発時間遅くなったみたいだけど、一応早めに行っとくかとゲートに向かったら、
びっくり!元の出発時刻に戻ってて、もう搭乗はじまってる!というか残り10分になってる。。
冷や汗かいたけど無事にビジネス扱いのエコノミーシートに着席できました。
わずか40分ほどのフライトだけど、飲み物も選べるし(なのにエコノミーと同じブルーベリージュース頼んじゃう庶民な私)
サンドイッチやおやつもくれて、ラウンジからいやしく食べ通しだったので笑 お腹いっぱいになりました。
ま、サンドイッチは想像通り決しておいしくはなかったけど😅
フェリーの移動も魅力だったけど、これはこれでよかったなー。
森と湖の国フィンランド上空。
さてさて、ヘルシンキのヴァンター空港に到着。
日本からの直行便で最初一旦ここでトランジットしたのだけど、そのときは短時間で焦ってたので記憶はほとんどなく。
たくさんの人が行き来していて、あらためて大きな空港だったんだと驚きました。
中心部への移動方法がよくわからず、インフォメーションセンターの人に尋ねると「中央駅?じゃあどの電車に乗ってもOK!」と明快に教えてもらえ
その通りに一番早く出発する電車に乗ると30分ほどで着きました。
電車やトラムで使えるチケットを、これもアプリであらかじめ3日間分購入したのだけど、旅行者は改札でタッチする必要もないとかで(人に聞いた)、降りるときもスルー。
なんだかなー。チケット買わなくてよかったんじゃ?と思ったけど、まあ検札でかなりの罰金払わされることもあるらしいし、やっぱり正規運賃払ってるほうが安心よね(当たり前か)
ホテルの最寄駅は地下鉄のkamppi駅。
ところが中央駅のホームに降りて行き先表示をみると、kamppi駅のところに❌がついていて、どうやら閉鎖されてて停まらないらしい。
そんなことってある?日本じゃちょっと考えられない。
じゃあどうやってホテル行くの?
またまた途方にくれて、近くにいたお兄さんに尋ねると、地上でたくさん走ってるトラムを使えばいいという。
kamppi駅に近いトラムの駅名を教えてくれてるらしいが、フィンランド語?なのかぜんぜん聞き取れない。
とりあえずでも地上に出ることにし、スーツケースをごろごろしながら、アプリの地図を頼りにあっちうろうろ、こっちうろうろ。
それらしいトラムに乗って、それらしい停留所で降り(ほぼ勘💦)、とぼとぼ歩いてホテルの名前が見当たらないか上を見上げてたら、あ、あったーーー!!
予定ではチェックインより早く着くから市内観光してから、とか思ってたのが、その時にはすでに15時すぎてて、またまた部屋に入るなりバタンキュー。
ところで、このフィンランドのホテルは最初にツアー会社が提案してくれてたところがちょっと不安だったので(口コミ見たらあんまりよくなかった)別のところに変えてもらったのでした。
これが、大正解。
hotel helkaはアアルトの家具がふんだんに使われていて、壁もアートで彩られ、でもエレベーターとかはヨーロッパらしいレトロ感が残ってて。新旧取り混ぜて、まさに北欧らしいデザインが満載の素敵ホテルだったのでした。
エレベーターホールからして、こんな感じ。
おしゃれすぎて、お、おお。。とちょっと後ずさるおばちゃん。。
ランプも、これはもはやアート。
難を言うなら、部屋は決して広くなかったことかな。
私の泊まった部屋はツインルームだったのだけど、ここに二人はちょっと狭苦しい。。と思いました。
バスルームはモノクロームで、これまたおしゃれー。
そしてフィンランドといえば、やっぱりサウナ。
このホテルには各階にサウナルームがあり、オープン時間には自由に使えるとのことだったので、駅でうろうろして疲れてたのでさっそく整いに行きました。
サウナルームもこじんまりしてるけど、新しくて、木の香りが気持ちいい。
ほほー、これが本場のサウナか。
日本のように圧のある乾燥した熱気でなく、ほどよい湿度と温度でじわじわくる感じはいつまででもいてられそう。
その時いっしょになった女の子はフィンランドの南部からきたらしく、日本のアニメが好きだそうでちょっとつたない英語で一生懸命話しかけてくれました。
やっぱり日本のアニメ人気はすごいねー。
私も人気のアニメを少しは覚えて、海外の若い子たちとコミュニケーションとりたいなと思いました。
サウナから先に出ていった彼女。
「フィンランド、楽しんでいってね」と言ってくれた可愛い笑顔が忘れられません。
【シニア女子のひとり旅アイデアnote】
●スウェーデンではほとんど見かけなかった、日本のおひとり様女子。フィンランドにはいそうだなーとなんとなく思ってたら、やっぱりけっこういました。
20〜30代の女の子、そして40〜50代のおばさま女子。
映画「かもめ食堂」の影響が大きいんでしょうか。
若いほうの女の子はどことなく小林聡美ふう。(映画当時の)
そしておばさま女子はもたいまさこふう笑
ファッションというか、雰囲気というか。寄せてるのか、もともとそういう人がフィンランドに惹かれるのか。
道に迷ってる感じの人もいたので話しかけようかなあと思ったけど、皆一様にそれとなく「話しかけないでオーラ」を放ってるのも同じで。
そういう私も、もたいまさこ風に見られてるのかもと思い😅、おせっかいはやめて、話しかけないでオーラをお返しして通り過ぎました。
ひとり旅同士、その場でちょっとお話しして楽しいひとときを過ごし、さらっとお別れするのもいい思い出になりますが
日本人お得意の空気を読んで、お互いに干渉せず尊重しあうのも、大人ひとり旅を楽しむポイントかなあと思いました。
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