さてさて、素敵ホテルHelkaで迎えた朝。
朝食はどんなんかなー。
楽しみに朝食会場に向かったら、期待を裏切らずそこもまあなんともおしゃれ!
窓から気持ちいい朝陽が差し込んでいて、オーガニックにこだわっているという野菜は見るからに新鮮で美味しそう!(実際どれもとても美味しかった)
どれもこれも食べたいのを我慢して、食べられる量だけ厳選するのが大変でした😅
食器もかわいい!
コーヒーまでゆっくりと楽しみながら考えたのは、この日盛りだくさんの予定のこと。
翌日は帰国日なので、実質丸一日楽しめるのはこの日だけ。夜までけっこうぎっしりスケジュールを詰めていました。
最初の予定・・・それはマリメッコ本社に行くこと。
そう、フィンランドといえばやっぱり行っときたい。(限られた時間、ムーミンをあきらめてこっちに絞った)
渡航前にアマゾンプライムで、「ファブリックの女王」(創業者の波瀾万丈な人生を描いた映画)を観直してちゃんと予習もしてきました。
郊外とはいえ、そんなに遠くはなさそうだし、オープンの10時まで時間があったのでヘルシンキ中央駅までぶらぶらとお散歩。
ヘルシンキ到着当日、ホテル近くの地下鉄駅がクローズしてて右往左往したけど、こうやって歩いてみるとぜんぜん歩ける距離。
なんだか拍子抜けです。
旅ってほんと、滞在してみないとわからないことだらけ。
それをひとつひとつ歩いて、自分の目で確かめて、自分なりの地図をつくりあげていくのがゲームを攻略するようで楽しい。
でもやっとちょっとわかった頃には、さようならなんですが。。😢
これは中央駅からほど近いエスプラナーディ公園近くのマリメッコ。
ムーミンショップはだいたいニョロニョロ推し。
気づくとエスプラナーディ公園まで来ていて、普通に通勤の人たちが足早に歩いていました。
お店もまだ開いてなかったので、ここは午後にゆっくりくることにして。
メトロに乗って、いざマリメッコ本社へ。
朝のせいか、乗客はまばら。
下調べで駅名を覚えたはずなのに、間違って似た名前のところで降りてしまったり(HerttoniemiをHanikamieと間違う😅)
間違った駅で入ったトイレ。
入り口から頑丈そうなピカピカのステンレス。どうやって入るんだ?とその前に立ったら、ガッシャーンと自動でオープン。そこからは洗浄も給水も全部自動で作動するハイテクさにビビる。。でもアイコンのデザインだけでそれがわかるんだからすごい。
駅の売店で購入。ただの水は500円ぐらいするけど、この栄養豊富そうなドリンクのほうが安い。
とあるブログにHerttoniemi駅で降りてバスに乗るとあったので、言われる通りの番号のバスに乗ったら明らかに反対方向に走り出し、あわてて降りるとまわりは工場地帯で、あたりに人もおらず。。
でも緑の中、爽やかな天気が気持ちよく、これは散歩だ!と気を取り直してGoogleマップだよりに歩いたり。
あいかわらずトンチンカンなことやらかしながら、それでもなんとか辿り着きました。
え、これが本社? 意外とこじんまりしてるのねえ。と思いつつ小さなドアを開けたら、中はカラフルなマリメッコの世界。
こちら、裏口のようでした😅
そしてお客のほとんどが日本人でびっくり。
なんでこんなに日本人に人気なんでしょ、マリメッコ。
まあ自分もその一人だけど💦
店内は想像以上に品数が多く、40%offとかのアウトレット価格で並んでて、どれもこれも欲しくなるー
舞い上がってしまいそうなのを抑えつつ、サイズが微妙とか、これはプリントミス(布バッグに多かった)。。とかを慎重に見定めて、お買い物を楽しみました。
試着室もちゃんとあって、あれもこれもと自由にお試しできたのも夢のようでした。
レジに行くと「会員になるとさらに10%オフになるわよ」と言われ、次いつ来れるかと半笑いしつつ「じゃあそれで!」と答えるわたし。
(他の人もみんなそうしてた。そりゃそうですよねー)
お買い物のあとは、これも楽しみだった社員食堂でランチ。
ちょうどお昼どきで、すでに社員さんでいっぱい。そこに一般客も混じるので長い列ができていました。
メニューはスープランチ(13.90ユーロ)と普通のランチ(14.90ユーロ)の2種が選べ、食べきれないかもだけどせっかくなのでメイン(バスタ、カレーから選べる)のある普通のランチにしました。
ちなみにスウェーデンでは通貨はユーロじゃなく自国通貨のSEK(クローナ)だったのが、フィンランドではユーロでした。
私は現金そもそも持ってなく、カード決済ばっかりだったけど、ここでふと思い出したのが以前のフランス旅行で余って家においてるユーロのこと。
数万円分はあったのに。。おいてきてしまった。。
こんなにキャッシュレス化進んでるなら、次にヨーロッパ来るとき持ってきても使えるかどうか。うー、もったいない。ここでワンピもう一枚買えたのに。。
食堂の行列に並びながら、あいかわらずセコくお金のことばっかり考えてしまうのでした😅
社員さんはもちろんマリメッコ着用。みんなどんな話してるのかなあ。次の新作とか?
美味しかったー。特に野菜。これにドリンクとデザートもつきます。お腹いっぱいでデザートは食べられず。。
ところで、マリメッコは自国フィンランドでは誰も着てる人なんていない、との噂があるみたいですが、それ嘘です。
一目でそれとわかるカラフルなワンピースを着てる人(年齢問わず)、小物(靴下、布バッグなど)、ショルダーにロゴの入ったシンプルなレザーバッグはほんとにたくさん見ました。
みんなどっかにマリメッコを上手に取り入れてて、フィンランドの女性たちが誇りを持って愛用してる、愛されてるブランドなんだなあと思いました。
ここに来たら、ますますマリメッコ好きになる。
10%オフの会員特典、また使う日がそう遠からず来るのかも??☺️ 来るといいなあ❤️
【シニア大人女子のひとり旅アイデアnote】
●スリ対策はやっぱり油断禁物
今回の旅で私は幸い、スリの被害にあうことなく無事でしたが、帰国後に同じように北欧に行ったことのある友人から去年被害にあったと聞いてびっくりしました。
旅慣れた人なのに、ふとリュックを手から離した隙に持ち逃げされたんだとか。
パスポートもつい入れて持ち歩いてて、なぜか日本の免許証も入れてたらしく。あとの対応が大変だったそう。
旅慣れた人だったからこそ、北欧はひとり旅しやすい国だし、大丈夫だろうと油断してしまったんでしょうか。
旅行前にそれを聞いていたら、私ももっともっと警戒していたと思います。
でも基本的にかなり用心深く、損を恐れる性格なので😅
貴重品は肌身離さず持てるボディバッグに入れ、iPhoneはひったくり防止にビヨーンと伸びるストラップをそのバッグにつけて常につないでいました。(みっともない? おばちゃんなのでもういいんです笑)
それはでも、自分で「あれ?携帯どこいった?」防止策でもあるんですが😅
自分を撮って欲しい時、日本なら気軽にそのへんの人に頼めますが、海外ではそうはいきません。
基本的にiPhoneは人に渡さない。
もし撮影を頼みたいなら、めぼしい人に目をつけ、よーくその人を観察して、オプションツアーの同じ参加者とか、船の中とか逃げ場のないところで頼み、撮影もその人からあまり離れない場所でお願いするようにしました。(何かあったらダッシュで追いかける)
その人物や場所、行動を推理し、見極めるわたしの目つきは、きっと刑事に近いと思います笑
おばちゃんデカのひとり旅。そのぐらいの気概でこれからも慎重に、海外旅行を楽しみたいものです。
今回唯一、撮影を頼んだワンショット。
同じツアーの参加者で、一眼レフを持っている中年男性に白羽の矢を立て、お願いしました。
斜めがけしているボディバッグが貴重品を入れてるそれ。ビヨーンと垂れ下がってるのが、伸びるストラップ。
肌身離さず持ちすぎて、帰国後お腹まわりが赤くなってました笑
0コメント