ストックホルム初日のファイナルは、市庁舎ツアー。
内部を見学できるガイド付きツアーで、これもサル友さんが予約しておいてくれました。
ノーベル賞授賞式の晩餐会が行われるという由緒ある名建築。内部はガイドツアーでのみ見学できます。
英語のツアーガイドさんは、ゆっくりと語りかけるように話してくれて、わかったようなふりでうなずいていたけれど、実は全体の半分も聞き取れてなかった。。😂
一番最後の部屋、黄金の間がすごすぎて。全面に使われた金箔がリアルゴールドなのだけはしっかり聞き取れました。
市庁舎ツアーが終わって外に出ると、時刻は午後4時。
まだまだ日は高く、照りつける日差しは真昼間の様相で、1日の終わりがなかなかこない笑
機内で寝れたといっても圧倒的に寝不足で、いくら気候が爽やかでも、着たきりの服を着替えたいしシャワーも浴びたい。。
すっかりお世話になったサル友さんとはここでお別れ。
次回はぜひサルサで!とハグして、またの再会を約束しました。
ホテルに帰ってからを実はよく覚えていません。
シャワー浴びて、下着類を洗濯して、晩ごはんどこに食べに行こうかなあ。。まだお腹すいてないけどな。。などとベッドに体を投げ出して考えてるうちに寝入ってしまい。
海外旅行では恒例の、ストレスからくる一時的な下痢で夜中目を覚まし💦、次に目覚めたら朝がきてました。
お腹がすいて目が醒めるなんて、若い時以来だわー。
朝食ビュッフェの内容はごくフツー。味は正直あんまりおいしくなく。。でも食べないとへたりそうなので、しっかり盛り盛り食べました。
パンとコーヒーはおいしかった!
日頃、もう若くないんだから、とにかく無理せず早寝早起きを心がけてる生活からしたら、とんでもない非日常。
でもまだまだ無理もきくじゃない、わたし。と、このへんから自分で「年寄り」の暗示をかけすぎてるなと反省し、妙な自信がわいてきました笑
この日、最初に行きたかったのは、ちょうどホテルから近いストックホルム市立図書館。
スウェーデンを代表する建築家、アスプルンドの設計で知られ、ガイドブックでよく見る壮大な円形ホールの書架の美しさに圧倒されたかったのです。
ところが最新版の地球の歩き方には、2024年6月から改装のため休館予定となっていて、でもまだはじまってないかも?と淡い期待をしつつ行ってみましたが
・・・やっぱり休館。
うーーー、スウェーデンで一番楽しみなぐらいだったのに、残念すぎるーーー。
そっか、また来いということだな(前向き)
と気を取り直し、またまたガムラスタンへ。
前日、衛兵の交代式で王宮には行ったけど、中は見てないので、豪華なインテリアに圧倒されに行くことにしました。
二日目になると地下鉄もスムーズに乗れ、宮殿のチケットも朝一のせいか行列もなくすぐに買えました。
そしてこの朝も衛兵さんたちがずらっと並んで何やら儀式めいたことを。
すごい。観光客もまだ少ない宮殿で、毎日、というかこうしてずっと何年も伝統を守り続けてるんですよね。
まだ若そうな衛兵さんの初々しい姿を見てると、高野山で早朝から弘法大師のために朝食を捧げていたお坊さんたちのことを思い出しました。
宮殿の中は行けども行けども部屋が続いて、豪華絢爛。これでもかというくらい見どころ満載。
豪華なインテリアや装飾、宝飾品だらけで、ほんとに目の保養。おなかいっぱいになりました。
その後はお待ちかね、ショッピング🎵
地下鉄のスルッセン駅に向かい、そこからバスに乗って東部にある港町グスタフスベリに行きます。
グスタフスベリは、直営工場の食器はもちろん、イッタラやアラビア、ロールストランドなどスウェーデンを代表する陶磁器が日本の半分ほどの価格で売られているという、夢のような場所。
重い食器を入れるために、ちょっと丈夫なエコバッグもちゃんと持ってきました。
初めてのバス。ここでもやっぱりすんなりとはいかず💦
たくさんあるバス停をあっちのバス停、こっちのバス停と間違いながら、親切なおじさんに教えてもらってようやく市バス474番を発見。
郊外へと向かう殺風景な路線で、乗り過ごしたら大変と電光掲示板に全集中。約25分で着くはずなのに、やたら長く感じました。
着いたのは、工場が集まったようなショッピングモール。
ところがメインのグスタフスベリ直営工場が改修中で、職人さんっぽい人たちが忙しそうに立ち働いてて入れてくれない。アウトレットショップが一応開いてたけれど、期待したほどの数はなく。
それでも、せっかく来たし、日本じゃとても買えない値段のお皿を数枚購入。
イッタラなどのアウトレットショップは通常通り営業していて、こちらも同じく日本の半分ほどの値段。前から欲しかったワイングラスやマグカップ、ムーミンのマグなど、けっこうカゴに入れてしまいました。
リサラーソン、かわいい。けど高くて我慢。。
物価高&円安ショックで、この時はもう金銭感覚がマヒしてた気がする💦
でもTAXFREEで戻ってくるし(グスタフスベリ製品は除く)、やっぱりお得🎵
買い物で気分が上がってるところ、海辺の近くにレストランを見つけたので、ランチをすることに。
エビとポテトが入った一品(エビを選ぶと絶対この組み合わせ😅)は普通においしく、 海辺のパラソルの下で気持ちよく風に吹かれてると、お店のお兄さんがサラダビュッフェとドリンクも自由に取りに来てね、と教えてくれ、全部込みで2000円ほどでびっくりした。
ここでその値段は激安!!
それにしても、高い!お得!激安!・・・とお金のことばっかり😅
大阪人根性がしみついちゃってるんでしょうかね。。
ちなみに、その夜の晩御飯は、サル友さんおすすめのミートボールのお店、meetball for the peopleに行きました。
イケアでもおなじみの、スウェーデンといえば!のミートボール。やっぱり本場で食べておかないとね。
お店の前は、何か事件でも?というくらい人が集まっていて、相当な人気店のよう。
一人なのでカウンター席にすっと座れたけど、それから料理が来るまでが長い、長い。。
でも外はまだまだ明るいので(夜8時ごろだったかな)気持ちの焦りはなく、むしろゆったりした気分。なるほどこれが北欧スローライフということ?と、言葉の意味が体感として納得できる気がしました。
ミートボールはやわらかくて、マッシュポテトもたっぷりついてきて、おいしかった!
ちょっと塩辛いのはやっぱりで、それは私が日頃相当薄口だからだと思う。
でもやっぱり量が多く、マッシュポテトが食べきれなくて半分以上残したら、店員さんちょっと不機嫌だったなー。
ところで、チップ制ではない北欧ですが、お会計の時チップを5%、10%、15%、ナシから選ばせるところがありました。
このミートボールのお店も、前日のお昼のランチのお店もそうで、えー💦と焦ったけれど、スウェーデン在住のサル友さんによるとナシで良いとのこと。
聞いてなかったら、絶対払ってるな。それも真ん中をとって10%を。
残したあげく、チップなしで会計するのはさらに気が引けたけれど、しょーがない💦
さて、本日のミートボールの一品+ビール。4700円なり。
あ、5000円いかなかった。とちょっと嬉しくなってるのがコワイ。。
【シニア女子のひとり旅アイデアnote】
●旅のプラン、個人旅行かツアーかどっちにしよう?
6年前、パリに行った時は「アパートを借りて、パリジェンヌみたいに暮らしてみたい」と無謀にも思い、宿はBooking.comで、飛行機はトラベルコで取りました。つまりは個人で自由にプランを組む個人旅行です。
結果、飛行機は特にトラブルなくいけましたが、宿のほうはアパートの管理人と連絡がなかなかとれず(しかも連絡手段はメールだけ)、眠れない夜中にふと「今何かあったら誰に言えばいいんだろう。。」とすごく不安になった記憶があります。
その時はパリのオペラ座でバレエを観る!という強い動機(夢?)があり、なんとか乗り切れましたが、今回も憧れの北欧!と気分は上がっていたものの、なんせ不安のほうがじわじわと強くなってくる。これはやっぱり認めたくないけど、気持ちの老化というやつですよね。
なので今回は無理せず、何かあっても連絡がとれる旅行会社(旅工房)のツアーからプランを探しました。
ひとり旅ツアーが豊富で、一人参加追加料金不要というのが魅力。しかもカスタマイズも可能で、2カ国をまわることにしたり、フィンランドのホテルも少しランクアップしてもらうなど、融通をきかせてもらえてよかったです。
ひとつ誤算は、空港やホテルに日本人がけっこういてホテルへの移動もなんとなくみんなについていけばいいだろうと思ってたら大間違い。
同じツアーっぽい人はだーれもおらず、ホテルの朝食時に1〜2名、それらしい日本人女子(若い子)がひっそりといるぐらいで、まったくはじめてのひとり旅なら、ちょっと、いやかなりとまどうかも。
シニア女子が初めて海外ひとり旅するなら、添乗員同行ツアーがやっぱり安心かなあと思います。
クラブツーリズムのおひとり参加限定の旅、人気みたいで、私も気になっています。
ひとりだけど、”独り”じゃない。
キャッチコピーも、シニア女子の心くすぐりますよね😆
ちょっと割高には感じますが、海外は安心第一、ひとりじゃやっぱり不安、でも行きたい!と思い始めたら(自分的には65歳ぐらいにはそうなる気がする😅)そっちを選んでもいいかなー。
いつまでも行けると思うな、海外旅行。
でも思ったよりまだ行けるかも、海外旅行。
その間を行ったり来たりしながら、これからも異国への憧れをふくらませていきたいです🤗
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