今年もやっぱり猛暑ですね。
去年と同じ、いやもっと?
そういやちょっと前まで ”冷夏”という言葉もありましたけど、もはや懐かしい。。このまま死語になっちゃうんでしょうか😅
「暑いですねーー この先、生き残れるんでしょうか、私たち笑」
「ほんとですねえ」
時候の挨拶も、そんな不穏なものになってきたこの頃。
今日は、少しでも涼しく過ごすために役立つアロマ情報をお届けします😃
ミントの香りを嗅ぐだけで、体感温度マイナス4℃
ミントといえばやっぱり、爽やか! 夏! というイメージですよね。
でもイメージだけでなく、ちゃんと科学的に涼を感じるしくみがあるんですよ。
ミントの主成分はメントール。
体には冷感受容体という涼しさを感じるスポットのようなものがあり、メントールはそこに作用するので、ミントの香りを嗅ぐとひんやり涼しく感じるのです。
その体感温度の差は、なんとマイナス4℃。
香りを嗅がない状態で水温28℃の水に手を入れて感じる体感温度と、ペパーミントの香りを嗅いだ状態で水温32℃の水に手を入れて感じる体感温度が同レベルであり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで4℃も体感温度が下がるという実験結果が出ています。
(出典:「香りが感覚/使用感触の判断に及ぼす効果」(株)資生堂製品開発センター香料開発室 庄司 健 ※発表当時)フレグランスジャーナル社 AROMA RESEARCH No.23(2005)
マイナス4℃って大きいですよね。
「逆にそんなに下がったら、体が冷えちゃいそう」と思っちゃいますが、ご心配なく。
体感温度と体温は異なり、実際には体温が下がるわけではありません。
サーモグラフィーで見ても表面的な温度は下がらないというデータがあり、涼しさはあくまで体感として感じるのです。
メントールがヨーロッパやアメリカに伝えられたのは19世紀末と言われており、その頃から人々はミントが冷感を引き起こすことに気づいていたそう。
暑い地域であるアラブやアフリカ、モロッコなどでは、昔からミントティーをよく飲む習慣があるそうですよ。
もはや亜熱帯地域の気候に近づいてきた?日本でも、これからミントはもっといろんな場面で活用されていきそうですね。
メントール入り石けんで爽快クールダウン
そして先日の手作り石けんワークショップでつくったのが、メントール入り石けん。
透明の結晶化したメントールを石けんの生地に少量混ぜ込むことで、お風呂上がりにスーッと汗がひいていくような爽快感が味わえる、夏にぴったりの石けんができあがります。
暑いのはこたえる。でもクーラーで冷えすぎるのもつらい。
昔はそれでもなんとか体温調節できたのに、今はどうにもガマンできない。
快適のストライクゾーンがだんだんとピンポイントになってきた幸年期世代の私たち💦
ミントやメントールの力を借りて、少しでも快適に乗り切りましょう😃
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