さて、いよいよ旅立ちの日。
仕事の段取りもつけたし、荷物のパッキングもほぼ済んだ。
前のフランスもそうだったけど、海外一人旅はその1週間前ぐらいが一番ゆううつ。
不安と緊張で、うまくいかないことばかり考えてしまいます。
今回はそれに輪をかけて、日本は天災続きで、連日テレビ画面には
やれ猛暑だ、熱中症に気をつけろ、地震だ、南海トラフだ(緊急の注意というのも初めて出た)、
おまけに台風が関東に接近、と日替わりでいろんな警報で縁取られ、騒々しくて落ち着かない。
関空出発なら台風の影響も考えずにすんだのだけど、なんせお盆シーズンなので旅の予約時点(2ヶ月前だもんね)でフィンランド・ヘルシンキ直行便は成田発しか便が残っておらず、しかも大阪→成田便は旅行会社も準備できないから(つまり高い)、自力で成田に行ってくれと言われてたんです。
そこで一応、伊丹→成田便を調べてみたところ、席があるにはあるが5〜6万もする!
往復で10万アップはきつすぎる。。
お金が無理なら、時間をかけるしかないとすぐさま新幹線と成田エキスプレスを予約しました。
(なんせお盆シーズン。そっちもうかうかしてて満席になったら大変)
けど、いきなり新幹線と成田エキスプレスで、空港までに4〜5時間もかかるとは。。。
そのことも私の旅前のゆううつに拍車をかけてたのでした。
ちなみに北欧行きの飛行機は、私の中でフィンエアー一択でした!
もちろん、楽しみはマリメッコとのコラボデザイン♪
午後4時台の新幹線の予定なので、最後のあがきでそれまでWEBでいろいろ現地情報をあさってたのですが、よく考えたら前日関東で地震があったばかり。
新幹線ちゃんと動いてるんだろか、ということにはたと気づき、案の定遅れが出ていたのであわてて出発!
新大阪駅についてビビりました。お盆シーズンと地震の影響とが重なり、想像以上の大混雑。
予約してた新幹線は1時間近く遅延。ということは次に乗る成田エキスプレスも予約時間に乗るのは無理。。
え、このままじゃ、成田空港2時間前着に間に合わないーー?!!!どうする、わたし!
こんなに早くピンチが訪れるとは!!
電光掲示板を見たら、空港2時間前に着くには、このあと10分後に出発するのぞみに乗らないと!
予約変更しようにも、みどりの窓口は長蛇の列。あんなの並んでるうちに出発してしまう。
そうだ、アプリだよ。
わたしの新幹線チケットはEXアプリに入ってる。
焦りと動揺でドキドキしながらスマホを開き、ログインでつまずいたら終わりだ。。と祈りながら奇跡のようにface IDをクリア。
10分後ののぞみの数少ない空席をポチり、無事に予約変更完了。スーツケースがぶつかるのももどかしく改札を抜けたときは、ほっとしてすでに泣きそうでした。。
満席の新幹線も、予想外にガラガラの成田エキスプレスも、ここで地震とかナシやで、ほんま!と祈りながら、ちょうど2時間前に成田空港に到着。
時刻はすでに夜9時。
空港内でタンドリーチキンカレーとビールにありつき、この状況を乗り切った自分に乾杯したものの、実際は疲れてふらふらで食欲もあまりなく。。
ええーーん
もう帰りたい。。
せっかく空港着いたのに。
まだ飛行機乗ってもいないのに。
空港の通路に置かれたマッサージチェア(10分300円)に揺られながら、泣き言をひとりつぶやいてしまうのでした。
吸い込まれるように入ったマッサージブース
【シニア女子の旅に便利なアイデアnote】
●行動は早め早めに
多少のハプニングも若い時はなんということなく乗り越えられたのが、シニアになるとそうはいきません。
想定外のことに慌ててしまい、頭が回らなくなり、しばしフリーズ状態に。
(カーソルがくるくる回り続ける古いパソコンが他人とは思えない)
そしてそのことにショックを受けてる時間が長い笑
なのでちょっと早めに行動すると、焦らずゆっくり対処できて、なんとかなる気がします。
●日頃からアプリに慣れておく
旅で使う予定のあるアプリは、あらかじめインストールしておくのはもちろん、使い方に慣れておくと良いです。
私は日頃出張などでEXアプリを使ってたので、この時はわりとスムーズにできました。
トラブルの時は慣れてるアプリでも、頭が真っ白になって手順を忘れることもあるので、そんな時は一旦深呼吸。まわりの人(やっぱり若い人がいい)にも聞くと、けっこう親切に教えてくれます。
アプリの動作がおかしくなった時はスマホを再起動したらまたサクサク動き出すこともありますよ。
一人旅となると、こういうことも必死で覚えたり、ついていこうとがんばるので、頭の体操にはめちゃくちゃいいと思います!
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