先日、お届けしたメディカルアロマのスプレー。
闘病されている旦那様と、それを支えておられる奥様にぴったりのものを、と、いつも私のアロマ製品を愛用してくださっている看護師さんからオーダーいただきました。
お一人ずつの暮らしぶりや、体のお悩みごと、好きな香りなど、ちょっとしたヒントをもとに、精油の効能や香りのバランスを考えながらブレンドしているのですが
そのたびに私自身、「あ、このブレンドだとこんな香りになるんだ」とか「この精油にはこんな効能があったなんて」など、毎回新しい発見があり、いろいろ勉強させてもらえることに感謝しながらおつくりしています。
そういえば、以前から不思議だったのですが、私のまわりでアロマを愛用しておられる方には、なぜか看護師さんが多いんです。
そもそも、自宅サロンを始めるきっかけとなった施術用のベッドをくださったのが、アロマトリートメントの技術を持つ看護師さん。
ずっと定期的に通ってくださってるトリートメントのお客様も看護師さん。
アロマの学校でも、SNSでも、たくさんのアロマが好きな看護師さんと出会いました。
みなさん「アロマはいいわ〜」「癒される」と口を揃えておっしゃいます。
最前線の医療現場で働いておられる看護師さんに、ホリスティックな健康療法としてのアロマの必要性を認めていただけているようでうれしい。
と思っていたところ、先日届いたAEAJ(日本アロマ環境協会)が発行している情報誌に、興味深い実験データが掲載されていました。
以下に引用しますね。
アロマテラピーで看護師のストレスが50%軽減
新型コロナウイルスのパンデミックにより、アメリカでも現場で勤務する看護師のストレスが、かつてないほどに高まっています。ウエストバージニア看護大学では19人の看護師を対象に、アロマテラピーを取り入れた実験を実施。レモン、オレンジ、マンダリン、ピンクグレープフルーツ、レモングラス、ライム、ペパーミントのブレンド精油を染み込ませたパッチを貼ったIDカードを、4〜8時間着用した前後の気分を調査しました。その結果、着用後にストレスが約50%、不安感と疲労感が約40%有意に減少しました。(以下略)
ー公益社団法人 日本アロマ環境協会「機関紙AEAJ No.97」より
コロナへの対応ももちろんですが、病気で苦しむ方に寄り添いながら、ある種クールにさまざまな処置を行わないといけない看護師さんのお仕事。
そんなストレスの多い職場だけに、ふとしたときに嗅ぐアロマの香りで気分が変わったり、自分自身を取り戻したりできる・・・アロマの癒し効果を実感されているのでしょうね。
ちょっと血を見るだけで、くらっとしてしまう自分には、本当に尊敬しかありません。
でも、そんな看護師さんたちを香りでお手伝いできることは何よりの喜び。
その方の暮らしぶりや好きな香り、お悩みなどを聞くだけで頭の中にパパっと精油が並び、ぴたっとベストなブレンドでクラフトをつくったり、施術ができる。
"デキる"セラピストになれるよう、精進します^^
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